玄関
ちょっとしたことで、玄関は魅力的になります。アンティークを使った、素敵な玄関の作り方のご提案です。
玄関って、やっぱりお家の顔ですよね。家に来た人が必ず通る場所が玄関なので、ついつい乱雑になりがちだけれど、一番気をつけておかなければならない場所です。
私は、小さい頃から母に「玄関だけは、いつもキレイに掃除をしておきなさい」と言われ続けてきて、やっと今になって、その理由がわかる気がします。
そんな玄関ですが、日本だと下駄箱があって、傘たてがあって・・・くらいで、他に必要なものって、あまり考えられないですよね。
でも、ちょっとしたことで、いつもの玄関をオシャレになります!お部屋のスタイル別にご提案します。
素敵な玄関を作るための3つのアンティークアイテムは、これです!
素敵な玄関を作るには、
①ミラー
②傘たて
③花などを置くための棚
この3つが基本のアイテムです。
それぞれのアイテムを見ながら、どんなものがいいかイメージしてみましょう。
まず、お出かけ前に身だしなみをチェック出来るミラーは、玄関の必需品。出かける前に髪形OK!顔OK!という感じで鏡を見ることはもちろん、比較的狭いスペースの玄関では鏡を置くことで広さを広く見せてくれる効果もあります。
しかも、風水学では、玄関に丸い鏡があると、運気をUPさせてくれる効果がある!とのこと。運気をUPさせたい方は、ぜひ玄関に丸い鏡を置いてみましょう~
ご新築の方に聞かれることで、一番多いのが「おシャレな傘たてはないですか?」と言うこと。そうなんです。なかなかおシャレな傘たてって、ありそうでないんですよね・・・
傘たてって、絶対に必要なのに、なかなかデザインのいいものって見つからないし、しかも、実は結構、場所を取るのでせっかくだったら素敵なものが欲しいですよね。
アンティーク家具だと、傘立てとして見つかるものはなくて、傘立ての代わりとして使えるステッキスタンドがおススメです。その中でも、個人的におススメなのが、ホールスタンド。
これは、実に英国紳士らしい家具で、いろんな形のものがあるのですが、必ずステッキスタンドがあって、鏡が付いているものや腰掛けられるベンチになっているもの、コートが掛けられるよう、フックがついているものなどなど、いろいろ便利に使えるんです。
見た目もかっこよくて、素敵な玄関を作るのにはピッタリ!ぜひおススメです。
玄関は、お家に来た方、みんなが必ず通る場所。だからこそ、素敵な場所にして、お家の格をあげましょう!
何も置かず、スッキリという方もいらっしゃるかもしれませんが、お花を飾ったり、写真を飾ったり、季節感あふれる雑貨を飾って、素敵に演出してみませんか?
一番のおススメは、壁に付けて使うコンソールテーブル。日本ではあまり使わない家具ですが、欧米では必ず置いてある生活を楽しむための家具です。
壁面に置いて、上にいろんなものを飾ってお客さまをお迎えしましょう。
ナチュラルスタイルの玄関には、パイン材のアンティーク家具によく似合う、チャーチチェアを置く所からはじめてみましょう。
ナチュラルなスタイルの玄関には、チャーチチェアやチャイルドチェアなど、アンティークの素朴な雰囲気が漂う椅子を選ぶところから始めてみましょう。
お家の中に入った瞬間に、椅子がお出迎えしてくれるイメージなのですが、玄関にチャーチチェアを置くだけで、驚くほど雰囲気が変わります!
私もアンティークの原点になったのが、このチャーチチェアをマンションの玄関に置いたことでした。その瞬間に、玄関の雰囲気が一気に変わって、なんだか妙にあたたかくなったことを今でも覚えています。
椅子の上には、カゴを置いて、カギ置場にしてあげたり、お花を飾ったり・・・と、とても便利に使えますよ~。
まず、何か変えてみたいと思ったら、アンティークの椅子を1脚、玄関に置くことがおススメです。
パリのアパルトマンをイメージした玄関を作るには、やっぱり色がポイントです。
パリのようなフレンチスタイルのインテリアにしたかったら、やっぱりペイント。色がカラフルなものを置いたり、壁をカラフルに塗ったり、壁紙を貼ってみましょう!
最近、私は大人色に凝っているので、ペイントはペイントでも、ちょっと濃い目の色のダークなものを選んでみました。
濃い色の家具って、ほんのちょっと入っているだけでも、空間を引き締めてくれるんです。この写真も、壁面に対して、ほんのちょっと。なのに、なんだか存在感がとても大きいんですよね。
ちなみに、壁の色は白に見えますがグレーホワイトの「ブリーズティー」。
ちょっと大人のホワイトなので、ホワイトよりも落ち着いた雰囲気に仕上がります。
玄関にぜひ取り入れてもらいたい、アンティークのホールスタンドを使った英国スタイルです。
人とは違う玄関を目指したい方に、玄関でぜひ使ってほしい家具が、アンティークのホールスタンドです。もともとはステッキを置いて置くための家具なのですが、日本だと傘立てにピッタリなんです。
こんな家具って、日本にはないんですよね。やっぱり身だしなみをビシっとしてお出かけする紳士の国だからこその家具って感じがします。
使い方は簡単で玄関の隅っこに置くだけ。それだけで、雰囲気バッチリに仕上がります。
ちょっと濃い目の家具ばかりでも落ち着いた雰囲気でいいのですが、それだけだと暗い感じになってしまうので、鮮やかな色のロイドルームをミックスさせて、英国の雰囲気漂う玄関に仕上げました。
スッキリとした北欧スタイルの玄関は、おシャレな壁で決まります。
北欧インテリアスタイルのお家には、やっぱりスッキリとしたキャビネットがおススメです。
本当は、置き家具で置かれた方が、雰囲気が出ていいのですが、このスタイルを作る方は、スッキリと見せるため、造作家具として、作り付けのものにされたり、何も置かない方も多いと思います。
何もない玄関は、とても寂しいので、スッキリも大切ですが、何かポイントになる、あたたかさが感じられものを一つ選んでみましょう。
その中で、私がセレクトするなら、ポスターやミラー。少し大きめで、シンプルでカッコいい雰囲気のポスターを貼るだけで、感じが変わります。
木枠のミラーもおススメです。ミッドセンチュリーな北欧スタイルの鏡を掛ければ、それだけで、なんだか玄関が変わった感じになりますよ。
究極に贅沢な玄関は、やはりお家の格を上げてくれます。
扉を開けた瞬間、家具が迎えてくれる優雅なフレンチスタイル。
私の中で、もし、今後、素敵な玄関を作るチャンスがあったら、絶対に作ってみたい憧れが、このお出迎えスペースのある玄関スタイルです。
お家に入った瞬間、贅沢な空間があるだけで、お家の価値が上がったように見えるので、もし、ほんの少しゆとりがあったら、ぜひ、作ってもらいたい空間です。
半円のコンソールテーブルや脚のキレイなアンティークのオケージョナルテーブルに、バルーンバックなどマホガニーやオーク材などの高級なイスの組み合わせたコーナー。イスは1脚でもOK。
昔、日本のお家でも、玄関に入った正面に、小さな掛け軸がかけてあったり、生け花が生けてあったりする場所がありましたよね。それと同じ感じです。
テーブルの上にウエルカムフラワーなどを飾ってみませんか?
Hさまのお家は、Handleのフレンチスタイルのキャビネットを下駄箱にされています。
下の引き出しには、靴墨などが入れてあるそうです。
なんとも、もったいない気もしますが、そこは、やっぱり玄関。「素敵になって、来る人来る人、みんなに褒められます。」と、満足そうな奥様です。
これくらい脚の美しいキャビネットだと、置くだけで雰囲気が出るので、あっという間にお部屋が変わりますね。