LED球について

シャンデリア

最近、ご新築の方に人気なのがLED電球です。消費電力が少ないので家計にも優しいから、やっぱり人気ですよね。
でも、電気のことなので、不安なことや、オシャレなシャンデリアに取り付ける場合は、どうすればいいのかなど、気になることも多々。

LED専用の照明機器じゃなくても大丈夫?
明るさはどれくらい??
光り方に違いがあるの???
などなど、いろいろ気になることがあると思います。
ここでは、オシャレなペンダントライトやシャンデリアに取り付けるLED電球について、よく聞かれる質問にお答えしながらお話したいと思います。


基本ですが、LED電球は、LED専用の照明器具じゃなくても取り付けることが出来ます。

日本球

まず、一番よく聞かれる事なのですが、LEDの電球は、LED専用の照明器具じゃなくても、付けることが出来ます。
なので、もし、今お使いの照明器具の電球が切れた場合、同じ口金のLED電球を選べば、取り付けることが出来ます。

口金とは、ソケットに差し込む部分のこと。
くるくる回しながらねじ込んでいくタイプが日本では一般的です。こんな風にくるくる回していくタイプの電球を「エジソン球」といいます。

日本の家庭で通常使われている電球は、E17型とE26型の2種類です。最初の「E」はエジソン球のE、17及び26は、口金部分の大きさ、17mmもしくは26mmを表しています。

シャンデリア球
オシャレで可愛いシャンデリアやペンダントライトの電球は、E17型のものがほとんどです。

口金の小さいE17型は、キッチンのカウンターの上などに付ける可愛いペンダントライトやシャンデリア、ダウンライトで使います。
口金が大きいE26型は、昔ながらのシェードの大きな電球や、大きなホウロウのペンダントライトなどに使われます。

なので、もし、取り替える際の電球を捨ててしまったり、電球を見ても、どの種類の電球かわからない場合は、定規などで口金部分の直径を測ってみましょう。
口金部分の直径が17mmだったらE17型、26mmだったらE26型ということになります。

私たちが扱っている、キッチンの上などにつける可愛いペンダントライトや、シャンデリアのLED電球は、通常E17型のものがほとんどです。

調光器がつながった照明器具には、一般的なLED電球は絶対に使わないで下さい!必ず調光器対応のLED電球を使って下さい。

調光器

LED電球はどれでも使えるというお話をしたのですが、調光器がつながっている照明器具の場合は、一般的なLED電球は使えません!
調光器とは、電気を点けたり消したりするスイッチ部分に、明るさを調整出来るようになっている照明のことです。

用途や時間に合わせて明るく出来たり、逆に暗くすることが出来る便利な機能なのですが、この機能が付いている照明の場合、市販で売っている一般的なLED電球だと、照明器具を壊す可能性があるので、絶対に使わないようにしてください。

だからと言って、調光器がついている照明の場合、全てのLEDが使えないわけではありません。調光器がついている照明には、調光器対応のLED電球があります。
パッケージに「調光器対応」と記載がありますので、必ずそちらを取り付けるようにしてくださいね。

その他、LED電球を取り付ける際、気を付けなくてはいけない照明器具について

調光器機能が付いている器具以外に、気を付けなくてはいけない器具が、あと2つあります。
密閉形や密閉に近い形の器具と、断熱材施工器具です。
密閉形と言うのは、シェードでランプを覆ってしまって密閉しているタイプです。よく、お風呂場や天井にペタっと、くっついて密閉されているような器具の場合は、密閉型が使えるLED電球を選ぶようにしてください。特にお風呂場の場合は、必ず防湿器具を使うようにしましょう。

また、防音や断熱機能を重視して建てた建物の天井のダウンライトなどには、断熱施工器具が取り付けられている場合があります。これは、施工業者さんに確認して、断熱施工器具対応タイプのLED電球を選ぶようにして下さい。

いずれにしても、Handleで扱っているペンダントライトやシャンデリア、壁付けブラケットは、ここに当てはまらないため、普通のLED電球をお使い下さい。

LED電球と白熱電球の光の広がり方の違いについて、オシャレなペンダントライトなどの照明の場合、どちらがいいでしょう?

LED電球と白熱電球は、光の広がり方が違います。白熱電球の場合は、電球の周り全体に光が広がりますが、LED電球の場合は、白熱電球のように、いろんな方向に明るくなりません。
下向きにすれば下だけ、上向きにすれば上が明るくなるように光が広がります。

ビーズランプ
ビーズランプは白熱球の場合、壁に美しい陰影が映し出されます。

これは、後からお話する、明るさのお話にもつながるのですが、光の広がり方が違うので、例えば、口金を下向きに取り付けるペンダントライトやビーズランプのような場合、LED電球は、真下は明るいのですが、部屋全体で見た場合、光の広がりがないため、白熱電球と同じような明るさが得られない場合があります。

また、可愛いペンダントライトやビーズランプの場合、白熱球を付けた場合、壁や天井に光の陰影が映って、それがとても美しいので、個人的にはおススメなのですが、LED電球の場合は、光が広がらないため白熱球のように陰影が映らないことがあります。

なので、Handleでは、ご購入頂いた直後に取り付けられるよう、白熱球を必ず一緒にお届けしています。もちろん、すぐにLED電球に取りかえられてもOKですが、一度、白熱球を取り付けてみて下さい。違いがわかると思いますので、気に入った方をお使い下さい。

LEDの明るさについて、白熱球とどう違うでしょうか?シャンデリアに取り付けるLED電球は、どうすればいいでしょう?

明るさに関してですが、一般的には、以下を参考にして下さい。

E17型の場合・・・シャンデリアや壁付けブラケット、ペンダントライト

白熱電球(Wワット) 25 40 60
LED電球(lmルーメン) 230 440 760

E26型の場合・・・大きなペンダントライトなど、一般的な照明

白熱電球(Wワット) 20 30 40 50 60
LED電球(lmルーメン) 170 325 485 640 810

60W以上に対応するLED電球は、今のところ発売されていないので、60Wまでになります。

シャンデリアに付ける可愛い形のシャンデリア球のLED電球は、大きくても25W相当までのものしかありません。

シャンデリアや上向きの壁付けブラケットなど、蝋管が付いている場合は、やっぱり可愛いシャンデリア球を取り付けて、楽しみたいですよね。
ご注文の際、「シャンデリアにLED電球を付けたいから、最初からLED電球に変更して欲しい」というご意見を頂くのですが、対応させて頂いていないんです。

LEDのシャンデリア電球
白熱球と同じようなLEDのシャンデリア電球はあるのですが、暗いんです。

それには、わけがあって、実はシャンデリア球の形のLED電球は、ルーメンが小さいものしかないんです。一般的には、大体10W相当のもの、どんなに大きくても、25W相当までしかないため、とても暗く感じるので、Handleのシャンデリアには、白熱電球をお付けしています。

シャンデリア電球は、いろんな形があるので、白熱電球により近い形になると、さらに光の広がりが大きくなるため、ルーメン数は小さくなってしまいます。なので、私たちがお届けするシャンデリア球によく似た可愛い形のものをLED電球で求めると、大体、5~10W相当にしかなりません。

これだと、3灯のシャンデリアで、15~30W、5灯のシャンデリアでも、25~50W相当にしかならないので、Handleからは、40Wのシャンデリア球を付けてお届けします。
もちろん、LED電球は取り付け可能ですので、お客様の方で、好きなLED電球をお選び頂いて、取り付けて下さい。

素敵な照明に取り付けるLED電球は、あたたかい雰囲気を醸し出してくれるオレンジ色の「電球色」を選びましょう

LEDのシャンデリア電球
白熱球と同じようなLEDのシャンデリア電球はあるのですが、暗いんです。

LED電球には、2種類の色があります。白熱電球に近い「電球色」と、お昼のように白い光の「昼白色」です。

これは好みなのですが、リビングや寝室など、落ち着いて安らぐためのお部屋には「電球色」を選びましょう。
逆に、仕事や勉強するための子供部屋などには、昼白色を選んで下さい。

昼白色は、一般的にオフィスで使われる電球の色です。仕事や勉強などのモードに入るには、白い光の昼白色を、逆に、ゆったりと寝る前の安らぐ時間を過ごすお部屋には電球色をお使い下さい。


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