キッチン

実用性はもちろん、インテリア性を兼ねて棚を付けると、キッチンは素敵になります。

壁のインテリア

壁のインテリアを楽しむには、棚を付けるのが、一番、手っ取り早く簡単で可愛いです。

棚って聞くと「なんだかごちゃごちゃしそう」とか、「壁には何もない方がスッキリ見える」とか思われそうですが、棚が付くだけでお部屋は絶対、素敵に見えてくるんです!

棚は、実用的に便利に使えてインテリアにもなるので、ここでは読んだだけですぐに付けたくなる、可愛い棚を付けた中村邸をご紹介します。

絵になる素敵なキッチンの、珪藻土の壁に棚を付けてみます。

木製キッチン

中村邸のキッチンは、明るいカバ桜材で造られたコの字の可愛い木製キッチンです。それだけでも絵になるキッチンですが、洗い物をした後や、調味料などをちょっと置く場所がないな・・・と思っていました。

ちょうど、窓の左側の壁に少しスペースがあるので、ここに、実用性を兼ねた棚が何か欲しいな・・・と選んだのは、アンティーク調の棚。昔の皿たてをモチーフにして作られていて、フックもいくつか付いているコンパクトサイズのものでした。

キッチンの壁は珪藻土。このままでも可愛いし、壁に穴をあけるのはドキドキする・・・けれど、どんな感じになるでしょうか??

収納としてはもちろん、キッチンがさらに明るくなって、可愛くなりました。

木製キッチン

出来上がりました!スポットライトが付いていたので、窓とスポットライトの間のスペースに、とっても可愛い小さな棚が取り付けられました。

「なんだかキッチンに立つ時間がさらに楽しくなりました~」と仰る奥様。確かに、上の写真と比べてみても、なんだかお部屋の中がパッと明るくなって、さらに可愛くなった気がします。

実用性を兼ねているので、フックでハサミやブラシを吊るしたり、毎日使うマグカップや紅茶、お花にお水を上げる時のジャグなど、いろんなものが無造作に置かれています。

なにの、なんだか可愛い棚使い。棚を付けただけなのに、同じキッチンが変わってしまったような気分です。

色と遊び心が足されることによって、壁はインテリアに変化します。

壁インテリア

ここで、とても可愛くなったのには理由があります。まずは色。
白い珪藻土の壁に、真っ白のタイルのキッチン。明るめのカバ桜の木質は、清潔感があって、とてもステキ。

ただ、よく日本のインテリアでありがちな、白×ブラウンのアースカラーだけの配色は、アイキャッチと言って、パッと目を惹きつけるものがありません。洋服で言うと、全身真っ黒や、真っ白の服を着ている感じです。

挿し色になるカバンを持ったり、アクセサリーを身に付けることで、一気に垢抜けるのと同じように、棚を付けて、そこに赤い紅茶の缶やお花のグリーンが入ったことによって、パッと目を惹きます。

そして、やっぱりインテリアに欠かせないのは「遊び心」。
必ず、どこかに自分の大好きな遊びを加えてあげて下さい。例えば、お花を飾ったり、写真を置いたり。
お花も気取らなくても大丈夫。普通に道端にあるタンポポでもOKです。それだけで、なんだかホッとするインテリアが出来上がります。


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